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    希望と貯蓄の年/2003

    トム・ハンクス主演の「フォーレスト・ガンプ」は僕が好きな映画の一つだ。この中に忘れられない印象的な1フレーズがある。主人公のフォーレストがNYで知合ったばかりの売春婦と新年を迎えようとしていたときのことだ。売春婦はカウントダウンの途中で、次のようなせりふを言う。

    「Everybody get second chance」

    だれにとっても新しい年はセカンドチャンスである。売春婦であろうと今日が過ぎれば明日を迎える。新年は皆にとってやり直しのチャンスなのだ。

    前著「グラウンド・ゼロ」にも書いたが、2002年は2001年のテロで負った傷を克服するために費やした1年だった。NYに暮らす人なら、誰でもが多かれ少なかれテロのダメージを受けたことだろう。私の場合はベンチャー企業だけに、その影響は甚大だった。2002年の2−3月までに最悪の事態を乗り切れば、夏以降には回復するとの予言を信じてがむしゃらに突き進んだ。この「アメリカン★ドリーム」はそうした状況下で2002年9月1日、創刊した。

    日本経済は不況という長いトンネルの中で相変わらずもがき苦しんでおり、テロ後に持ち直したかのように見えたアメリカ経済も、エンロンやワールドコムの不祥事などを契機に再び厳しい状況を迎えている。失業率は、日米ともに過去最悪の水準となっている。

    僕たちが身を置く広告業界は、交際費と同様、景気悪化で最初にカットされる費目であり、景気の動向には非常に敏感だ。

    新しく迎える2003年を楽観視することは難しいが、僕は希望を持っている。新年だからといって「今年こそは飛躍の年に」などと能天気に期待することはできない。でも新年がセカンドチャンスだという思いと、「不況の時こそチャンスだ」という意識はある。逆境の時にしっかりと力を蓄えたものが最後に勝つ。僕はこれまでの経験で、チャンスは意外なときにやってくるということを学んだ。例えば99年や00年前半は、自分が断っても断っても億単位の投資話や提携話が持ち込まれていた。だが今考えてみるとこれは、一方的に幸運が飛び込んできたわけではなかった。それまでの数年間にわたる努力や種まき、つまり自分の中に貯蓄があったからこそ、それをエネルギーにして幸運をつかむことができたのだ。

    僕は2003年を「希望と貯蓄の年」と捉えることにした。景気の悪い時に、言ってみれば世の中の循環が良くない時に無理やり何かを変えようと頑張っても達成することは難しい。2−3年耐えればまた、いい時は必ずやってくる。そのときに波に乗れるよう、準備をしておく充電の時期と決めた。まずは自分のための時間を作ろうと思う。この数年間忙しくできなかったことをもう一度やってみようと考えている。ジムに通って体力と健康を取り戻したり、会計学をもう一度基礎から勉強してみたり。社長業のかたわら執筆業にも精をだしたい。そのためには本をたくさん読んで語彙を増やし、たくさんの人に取材をして見識を広げたい。人生は挑戦の連続だ。力を蓄えて来るべき挑戦の時を迎えよう。

     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     

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