タンポンを使用しても、体内にかすが残るということはありません。ただし、膣内に挿入するのでナプキンよりは雑菌などが一緒に入りやすく、一定の時間内にきちんと取り替えないと、細菌が増殖して問題になることがあります。
TSS (Toxic Shock Syndrome)という病気が数年前に話題になりましたが、これはブドウ球菌が増殖した後にできる毒素が原因でした。この要因としては、
(1)タンポンの挿入時にブドウ球菌が一緒に入りやすい
(無菌状態での挿入は不可能)
(2)生理の血液は細菌にとって大変良い栄養で、急激に増殖しやすい。
(3)一定の時間内にタンポンを取り出さなかった、などでした。
また、これに関連した話ですが、膣の中は無菌ではなく、乳酸菌などで弱酸性に保たれています。 生理の時は出血のためにアルカリ性が増します。また、人間の皮膚はどれだけ清潔にしても、たとえ細菌の数は減っても、無菌とはいえません。あまり神経質になるのも考えものですが、生理の時はナプキンでもタンポンでも、衛生に気を付けましょう。また、タンポンの使用は、生理の量が少なかったり、挿入時に違和感がある時には控えて下さい。
回答:二宮英福先生(二宮産婦人科/NY・NJ)
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