ヨシ 天尾 (俳優)
専門:俳優
年齢:n/a
出身地:大阪府出身

10月31日ハロウィン生まれ。大阪府出身。大学卒業後、会社員とラジオのディスクジョッキーとして二束のわらじ生活を送る。ラジオ、テレビ等、日本で活躍した後渡米。空手、殺陣、舞踏などで鍛えぬいた体と美声と武器にNYエンターテインメント界で活躍中。また、殺陣ワークショップ、インプロワークショップ、アナウンス特訓講座などのワークショップを開催し、自らのスキルを伝授している。殺陣ワークショップの生徒を中心とした舞台「サムライ・ソード・ソウル」も主催し好評を得ている。次回第四回目の舞台は10月5日、サラトガ・スプリングのスキッドモア大学にて。

詳細お問い合わせは karateman@nyc.rr.com まで。ホームページは www.karateman2003.com

フジサンケイドットコムのCMに出演しているヨシ天尾さんは、日本人としての誇りを大切にしている人だ。自慢の美声でアメリカ人を笑わせる、という夢を追い求め、挑戦の日々を送る。

「だんまり次郎」になるな!」 

昔から声には自信があった。子供の頃はハスキーだったが変声期を経て透明感のあるいい声になった。自信があるのはルックスより声。美声を武器に生きていこうと、いつしか思うようになった。

 大学を卒業する際に就職先として選んだのはラジオ局。しかし落ちた。留年して再度挑んだが、またもや落ちた。やむなくコンピュータ会社に就職したが、諦められない。週末になるとラジオ局に通ってお茶くみを続けた。やがてスタッフに顔を覚えてもらうようになり、名前で呼ばれるようになる。番組が終わった後に「ちょっとしゃべってみろ」といわれ、半年後に番組を持った。平日はコンピュータ会社の営業マン、週末はラジオのDJという2足のわらじ生活を2年続けた。

 活躍の場をアメリカに移すと、目の前には大きな壁があった。言葉だ。例え美声でも、発する英語が不十分なら相手を魅了することなどできない。言葉の壁を乗り越えようともがいているとき、本当の壁は別のところにあると気づいた。

 「日本人と話しているときとアメリカ人と話しているときでは、無意識のうちに相手への接し方が違っていた。日本語なら気の利いたギャグが出てくるのに英語だとタイミングを逃してしまう。相手が一人ならまだしも、複数だと引いてしまって、意見を求められてもお茶を濁してしまう。いつしか『だんまり次郎』になって、周りも自分から離れていく」。これは必ずしも語学力だけの問題ではない。外国人に対するコンプレックスがあるように思えた。

 だが劣等感を抱く理由などどこにもない。自分自身を恥ずかしいと思う必要もない。「英語力や国籍を超え、日本人としての誇りを確認してはじめて、アメリカ社会で生きていけるようになるのだ」という結論に達した。今は「日本人として、海外で暮らす日本人の尖兵隊になりたい」と夢を抱く。

アメリカで活躍するのは、個人の力だけでは難しい

 現在は殺陣を中心としたコメディ「Samurai Sword Soul」を主に展開、個人ではアナウンス特訓講座を開講したりボイスオーバーを手掛けるなどしているが、「アメリカで活躍するには、個人の力だけでは難しい」と感じている。仲間がそれぞれに活躍することでグループの全体の評価が上がる。日本人に対する意識が高まる。だから日本人が力を合わせれば、もっともっと自分たちの活躍の場は広がると信じている。

 年齢のことや仕事のことなど、悩み始めたらキリがない。いくつもの悩みや問題を抱えているのは誰でも同じだ。すべてを解決しようと思ったら、いつまでたっても前に進めない。いろいろな問題を抱えつつ前へ進まなければならないが、「そのためには笑いが必要」という。

 自分自身が前向きに生きられるように、そしてまた、そんなパワーを観客に提供できるようにと願いつつ今日も舞台に立つ。★


 

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