後藤 宗明  (経営者)
専門:エンカレ代表
年齢:n/a
出身地:東京都出身

早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、株式会社富士銀行入社、神田支店配属。上場企業からベンチャー企業まで約200社への財務アドバイス、ビジネス支援、および富裕層個人顧客の資産運用業務に携わる。新規顧客開発担当としては、3期連続MVP賞を受賞。チャネル開発部へ異動。金融ビッグバンにおける個人顧客向けマーケティング企画担当として、営業店舗におけるCustomer Relationship Management 戦略、システムの導入および定着化のための教育研修事業をてがける。2000年1月、株式会社富士銀行退社後、株式会社Corporate Pathfinder の設立にfounderとして参加。クライアント各社の経営課題解決を抜本的に支援するため、戦略人事コンサルティング、プログラム、イベント、リサーチ業としてスタート。2001年7月、New York支店設立のため渡米02年3月、株式会社Corporate Pathfinderを退社し、6月、encare, inc.をNew York Cityにて設立。


 “NYは孤独な街だ”
夢は叶えるもの。 その道のりは一人ぼっちじゃない

ニューヨークは孤独な街だ。夢さえあれば生きていけると日本を飛び出したものの、くじけそうになる時がある。友達は何人もできたが、心を打ち明けられる親友など簡単には見つからない。夢は本当にかなうのだろうか、自分にそんな能力があるのだろうか。時折、不安に押しつぶされそうになる。そんな時悩みをじっと聞いてくれたり、くじけそうになる自分を励ましてくれたり、易きに流れそうな自分を叱ってくれたり、そして失敗して落ち込んでいる自分を笑い飛ばしてくれる兄貴のような人が自分の身近にいてくれたら、どれだけ心強いことだろう。

 TOEFLなどの受験英語を中心に指導している後藤宗明さんの元には、アメリカの大学や専門学校入学を目指して勉強中の若者が集まってくる。「夢を持った人を応援したい」という自称「励まし系」の後藤兄貴は、「癒し系」のジェイソンと共に生徒たちの悩みや不安にも耳を傾ける。そして自らも「世界で通用するような日本人を育てたい」と頑張る夢追い人だ。

自分が納得できないことはしない

小さい頃、会社を経営する両祖父をとてもカッコイイと思った。いつも生き生きとして、なにより自由な感じがした。いつか自分もあんな大人になりたいと思っていた。海外の大学院を卒業した父親もまた、憧れの存在だった。「海外で起業」。後藤さんの夢は学生時代に固まった。

 富士銀行(当時)に入社したのはビジネスの基本を学ぶためだ。配属希望先では「一番忙しい部署」と書いた。望みどおり、支店の中で最も忙しい神田支店に配属。朝から夜中まで働く生活が始まった。通常1年半の新人研修を8カ月で終え、同期のトップを切って営業担当先を持った。営業成績もあっという間に支店で一位となったが、必ずしも上司にかわいがられる優等生だったわけではない。
白シャツが当たり前の銀行に毎日、ピンクや黄色のワイシャツを着て出勤した。新規の取引先を開拓するためには既存の銀行員とは違うイメージを出さなければならないと考えたからだ。既存の取引先に対しては、両替業務なども快く引き受けた。直接の利益にはならないが、顧客の目の前のニーズを解決してはじめて銀行のサービスを説明する。

時間がもらえると考えた。この営業スタイルを貫き、数十億と言う規模の新規取引に成功したことがある。既存の取引先にもかわいがられるようになった。「いいたいこと、やりたいことをやるためには実績を残すこと」と後藤さんはいう。やがて上司も色シャツを着るようになった。
  本社勤務となってからは社員研修などを担当、次第に人の能力開発に興味を持つようになった。その頃、人事専門の会社の立ち上げに誘われ転職を決意する。2000年1月、5年務めた銀行を退社した。

 新会社ではアメリカの人事制度を輸入するため、起業当初からアメリカに出向く。その後も海外出張を繰り返し、1年後にニューヨーク支社を立ち上げるため再び渡米。このとき通った英語学校の教師が今のビジネスパートナー、ジェイソンだ。夢を実現したいとアメリカにやってくる日本人と何人も出会ったが、皆、英語に苦労していた。英語学校に通っているのになかなかTOEFLの点数が上がらないのだ。「夢を持ってアメリカに来ているのに、手段であるはずの英語で躓いていてはもったいない」。アメリカの語学学校に対し、不信感を抱くようになった。

日本で活躍できる人を、 このアメリカで育てたい

 ある時、図書館で一人の日本人と出会った。辞書を片手に一生懸命勉強しているが、盗み見る限り、とても効果的な勉強法とは思えなかった。そう伝えると彼女は「実験台でいいから教えて欲しい」と飛びついた。もう15回もTOEFLを受けているのに点数が上がらない。藁をもすがる思いの彼女に、自分の考える勉強法で教えたところ、あっという間に成績が上がった。同じような悩みを抱える友達が集まり、起業を決意する。「海外で起業」という夢が現実のものとなった瞬間だ。実はこのころ、会社から帰国の命令が出ていたがこれを拒否してNYに居座り、給料を打ち切られて一人、今後のことについて悩んでいたときでもあった。

 「いつまでに何をどうしたいのかという目標を先生と生徒が共有しない限り、いくら教えても効果は出ない」という。どこの学校に進学したいのか、そのためにはTOEFLでどのくらいのスコアが必要なのか。試験はいつなのか。生徒との面接を経て指導は始まる。「この地で目的を果たして、やがて日本に帰った時に活躍できる人を一人でも多く育てたい」。いいかげんな気持ちの生徒には、入学を断る場合もあるという。

二人三脚で臨むから、生徒の不安や悩みにも耳を傾け、誘惑に負けそうな生徒には檄を飛ばす。インタビューを終えて教室に戻った後藤さんを、生徒たちは待ってましたとばかりに笑顔で迎える。早速始まった授業は熱く、しかし笑いが絶えない。こんな兄貴にもう少し早く出会いたかったと、ちょっと悔しい思いがした。★

教室:235 W48st Suite 21J New York, NY 10036
電話:212-399-4631/917-202-6559
e-mail: mune@encare.us

〈主なレッスン内容〉

1. TOEFL/GMAT等のテスト対策
プロセス・マネジメントという手法を採用。受講生1人ひとりの解答を選択するまでの思考プロセス傾向を分析、正解に至るための正しいプロセスを伝授、短期間でのスコアアップを実現。

2. 大学・大学院進学プログラム
大学・大学院のアドミッションに提出するエッセイ、レジュメ、推薦状、インタビュー対策等をサポート。受験者1人ひとりのバックグラウンドを共有したうえで、アプライ戦略を立案し、他受験者との差別化を実現。

 

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