ATTACK HAUS (ミュージシャン)

アメ★ドリ独占インタビュー
ATTACK HAUS -アタック・ハウス-


ATTACK HAUS -アタック・ハウス-

“音楽的趣向の幅は広くありたい。でも、表現していることは「一緒に楽しもう」というエンターテイメントです。”

「Yellow Yellow Fire」や「Floewers of Romance」などのヒット曲で知られるカスケードの元メンバーMASASHI、MAKKOを中心とする実験的デジタル・パンクバンド「ATTACK HAUS(以下:アタック・ハウス)」が6月27日からマンハッタンの伝説的ロック・クラブCBGBなどでライブを行う。01年の活動開始以来、一貫して「新しいもの」を追求しているアタック・ハウス。今月末、ニューヨークで彼らはどういった趣向のライブを繰り広げてくれるのだろうか。本紙は渡米を控えたメンバーのMASASHIに独占インタビューを決行した。

――グループ名の由来は?

MASASHI(以下、M)まずは音を連想させる名前にしたかった。ハウス・ミュージックのハウスだったり。アタックだったり。そしてドイツなどの硬質なイメージが趣味なところから、ドイツ語のHAUSをあてはめました。

――元カスケードMASASHIさんとMAKKOさんが中心になってアタック・ハウスを結成されたそうですが、他のメンバーたちはどういう経緯でバンドに参加したのでしょうか?

M 以前から僕らの活動に興味を示していたSUKEが、コンピューターを操作するマニピュレーターとして参加したのが始まりです。また、ライブを意識した時、そのサンプリングされた生ドラムだけでは表現に限界があり、生ドラムが欲しくなったのでKENICHIに加入してもらいました。あと、それ以外の曲で、ギターの破壊力と、例えば曲のAメロだったりサビのオブリだったりをさらに広げられる可能性を求めていたので、コーラスもとれるハードコアが好きなFUJINOが参加しました。もう一人ギターを入れることで、その空いた空間を埋めることができたと思います。

――アタック・ハウスの音楽性は、デジタル・サウンドを前面に押し出したハードコア・パンクという気がします。こういう音楽性に落ち着くに至った経緯は何でしょうか?

M よりやわらかい発想と攻撃的思考で音楽がやりたいという健全な理由でこういう音楽性に落ち着きました。まずバンドというカテゴリーを打破しようというアイデアから、ドラムレスというスタイルで始めました。そして生ドラムをサンプリングし連続で走らせることにより、人力では不可能なリズムを構築できる。それら室内で作られるデスクトップ・ミュージックを、簡単に外部に持ち出すことができる今、僕らはコンピュータを一つの楽器としてとらえてます。そのような感覚とアイデアの融合が今のアタック・ハウスになってます。

――曲を作る段階で大切にしていることは何ですか。また、曲(歌詞)を通してリスナーに伝えたいことは?

M アタック・ハウスを聴いてフラストレーションをみんなに感じて欲しいのでは無く、サウンドによって解放される、ひとりひとりの暴発を望んでいます。だから、ライブを想定した曲作りを心掛けてます。

――ライブを積極的に行い、ダンサーを取り入れるなど新しいことにも意欲的にチャレンジしていますよね。では、バンドにとって「ライブ」とは何ですか?

M いろんなジャンルを貪欲に聴いて来た世代なので、音楽的趣向の幅は広くありたいです。でも、表現していることは「一緒に楽しもう」というエンターテイメントです。これからも、そうであると思います。

――バンドのビジュアル・コンセプトはどのように決められたのでしょうか?

M MAKKOと2人で始めた時に、僕のアイディアで「田舎に住んでいてメガネをしてキャップをかぶり、都会に嫌悪感を持ってる少年ぽい感じ。って面白い!」ということでそうなりました。なんかいたずらっぽい感じとか。ビーバス・アンド・バッドヘッドとか、South Parkといったアニメっぽい感じとか。くろぶちのメガネは個人的に昔から好きで、幾つも持ってます。それをかけて知的な感じを演じてるのが好きなんでしょうねぇ。

――今回ニューヨークでライブを行うにあたって何か挑戦などはありますか?

M ニューヨークでライブをするということに関して、東京でライブをやる時と同じ
感覚でいます。もちろん国は違うし、行った事もない所だし、言葉の壁もあるでしょうけど、海外も日本も同じ感覚でライブしに行くことができたらいいなと思っています。英語に関しては猛勉強して、たくさんコミニュケーションをとりたいと思ってます。

――今後のアタック・ハウスの目標はなんですか? チャートで上位を狙うなどの商業的成功も狙っていますか?

M もちろん。たくさんの人と楽しみたいですしね。

  04年秋にリリースされたメジャーファースト・アルバム「ATTACK HAUS」は現在までに5万枚以上を売り上げており、05年4月発売のアルバム「W8」では強力になったメンバーの結束、演奏力の向上でさらにへヴィ、カオティックかつPOPな音楽性を打ち出している。世界的なニューウェーブ・ブームのなかで彼らはこれからどのような活動をしていくのか、アタック・ハウスから当分目がはなせないだろう。(石塚圭一)

【プロフィール】
元カスケードのMASASHIとMAKKOが、01年に打ち込み、ギター、ベースという編成で始動した実験的ユニットを基盤として結成したデジタル・パンクバンド。02年からライブ活動を精力的に開始し、04年4月に、SUKE、KENICHI、6月には FUJINOが正式メンバーとして加入。そして、同年8月にマキシ・シングル「漸-ZEN」でメジャー・デビュー。

【NYCでのライブ日程】
●6月27日 (月)
@ Pianos 19時30分〜
158 Ludlow St. (bet. Stanton & Ludlow Sts)
(w/Taka Taka, The Unbearables, Royal Nonesuch)
●6月28日 (火)
@ Knitting Factory
22時〜
74 Leonard St. (bet. B'way & Church St.)
●6月30日 (木)
@ CBGB 19時30分〜
315 Bowery @Bleecker St.
(w/Kervin, Lode, Graystar)

 

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