林家染二

名前 : 林家染二

日本では落語がブームという。中でも大阪(上方)落語はその面白さが際立つ。大阪といえば笑わせて何ぼの世界。落語においてもとりあえず笑ってもらうことが肝心なのだ。その上方落語界において、過去最短の芸歴で文化庁芸術祭優秀賞を受賞、しかも優秀賞を2度受賞した最初の人物が林家染二さん。次代を担う正統派として注目されている染二さんが5月、なんとこのNYにやってくる。これまでパリや北京など世界19カ国30都市を巡演したが、NYは初めて。「笑いはリラクゼーション。普段の緊張をとって心から笑って欲しい」という。

小学生の時、大阪の演芸場で「皿屋敷」を聞いてから落語にはまった。高校、大学では落語研究会に入る。大学卒業後は、教員を目指していたが、めでたく(?)落ちて噺家の世界へ。

林家染二(現、林家染丸)に弟子入り。どうすれば師匠が気持ちよくなってくれるかの訓練を重ねた。師匠が白と言ったら白の世界。「めちゃくちゃなところもありますが、師匠を喜ばすのも、お客さんに喜んでもらうのも同じこと」と、修行時代を振り返る。弟子入り後、10ヵ月後に初舞台に立ったときは涙があふれた。受けなかったこともある。そんなときは汗をかくしかない。必死にやっていれば、何かが残ってくれると信じて頑張ってきた。ある大物落語家に「40歳までは頑張るでいいが、それからは踏ん張って頑張らなくてはいけない」と言われた。男45歳。これからが本当の勝負の年のようだ。吉本興業から独立して2年。現在は、各地で独演会やテレビ、ラジオの仕事で大忙し。5月には初の落語LiveのDVD「花吹雪」が発売される。

(2007年5月)

 

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