甲田真理

アメ★ドリ独占インタビュー
甲田真理 (エンターテイナー)

最近、アメリカ映画界で日本人の役者をみる機会が増えた。ダンス映画の歴代興行成績をたった1週間で塗り替えたディズニー配給のハリウッド映画「STEP UP 2 THE STREETS」でも、JENNY KIDO役としてNY在住のエンターテイナ甲田真理が登場している。同映画は、現在約世界40カ国で大ヒット中。DVDはアメリカとカナダのみ7月15日に発売を開始した。ハリウッドのレッドカーペットから戻ったばかりの甲田さんに、アメリカンドリームを語ってもらった。


今回の映画のオーディションはどんな感じでしたか?

オープンコールで誰でも参加できるオーディションと聞きました。NY、LA、バルチモアで開催され、全部で7−800人来たようです。実は、何のオーディションかわからずに行ったのです。そして、NYの会場ではダンスだけをやらされました。その後2週間、何も連絡がなかったのでダメだったんだと思い、友達の結婚式のためLAに行く準備をしていました。出発前日の夕方に連絡があり、オーディションで受かったからボルチモアに来るようにと言われました。しかし、すでに結婚式に出席する約束をしていたのでボルチモアには行くのはやめて、LAに行きました。そしたらLAの友達から「お前はバカか、そのために今まで頑張ってきたんだから、すぐにボルチモアに行きなさい」と励まされ、皆とは1週間遅れて映画のリハーサルに参加しました。リハーサルに参加して初めて、ダンサーとしてE3はなく女優として映画に参加するのだと気がつきました。日本人留学生役として、セリフもある役を頂きました。
その後、なぜ私がオーディションに受かったかと聞いたら、5人一度に踊った後に、友達との会話を聞いていたらしく、それで面白い奴と思われたようです。

そもそもNYにはなぜ来られたのですか?
高校生の時、ある女性に勧められ初めての一人旅にNYを選び、衝撃を受け、いつか必ず戻ってくると心に誓いました。高校卒業後、ただNYを目指していろんな仕事をし、2百万円を貯めて、NYで6ヶ月間だけ留学する予定できました。当時、英語はアメリカに来れば話せるようになるものだと思っていたのですが、なかなか喋れるようになれませんでした。そもそも留学したいと思ったのは、大好きなアメリカのポップスやロック音楽の詩の意味を知りたかったからです。半年のつもりでビザをアプライしたら、たまたま5年間のビザが取れたので半年留学して、2ヶ月間帰国して60万円を貯めて、親からの援助をもらわずにNYに戻ってきました。その時、知り合いになった友達と日曜日から木曜日まで毎日クラブ通いをして、アメリカ人からそんなにダンスが上手ならプロになった方がいいよと勧められました。それが6-7年前の話です。それまでダンスは日本でクラブに行ったときに踊る程度でした。

それでダンサーになろうと思ったんですね。
そうです。それから踊りの基礎を学ぼうとクラシック・バレエを始めました。音楽が好きで踊りを始めたので、ライブ・ピアノがあるクラスがいいいと思い、バレエは素人だったので皆に迷惑をかけながら、中級から始めさせてもらいました。当時、ダンスのジャンル違いの私にドアを開けてくれたイタリア人の先生には感謝しています。今でも週1回のペースで続けています。バレエをやって成長できたと思っています。

音楽が好きで、ダンスをやっているんですね
そうなんです。実は音楽家系家族なんです。母親がピアノとエレクトーンの先生。父親がフルート奏者です。その影響でこれら3つの楽器を子供の頃はやっていました。中学の入学祝いということで、父親にフルートを渡され、やらなくてはいけないという無言のプレッシャーで始めました。(笑)
音楽が好きで、ダンスを始め、ダンスをやっているとアクティング(演技)も必要になってきたので、アクティングのクラスも取り始めました。これらを平均的に将来も続けて行きたいと思っています。実は昨日、アメリカ人千人の前でスタンドアップ・コメディをやりました。これが意外に受けたんですよ。来るものは拒まずとはいえ、コメディをやろうとは思っていませんが。

ビザはどうしたのですか?
F1ビザから、5年前にヒップホップ・アーティストとしてグリーンカードを取得しました。当時はヒップホップなんかナンパなことと馬鹿にされ、周りからは100%取れない、そんなに甘くないと言われました。1回リジェクトはされましたが、1年半かかり取得できました。


これからは、どんな活動をしていくのですか?
もっと映画に出演していきたいです。女優としてやっていきたいです。ダンスは仕事としてではなく、私の中にあるものなので、一生続けていきたいです。今までお世話になった人達、いろんな国で応援してくれてる人達が、早く安心できるような人間になりたいと思います。
あと、同じ日本人同士、協力しあっていきたいですね。日本人同士で仲良くしたい。私たちは何をやっても、日本を代表しているということを忘れないで欲しい。自分のスキル以外にも、日本人のいい所として、例えば時間を守るとか、礼儀正しくするとか、そういうことを大切に守って活いきたいです。

夢に向かっている人に一言!
焦らないこと。自分のペースで頑張ればいいと思います。人それぞれのペースがあるから。人と比べないことですね。
あと、夜道には気をつけましょう。特に、音楽を聴きながら歩くのはやめましょう!私は、以前音楽を聴きながら歩いていて、後ろからつけられているのを気がつかずに、後ろから首を絞められたことがあります。

終始、面白おかしくインタビューに答えてくれました。これからの活躍を期待します。アメリカで頑張る日本人として、皆で応援しよう!

(07/2008)

 

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